社員の夫が山梨でぶどうをゼロから育て、ワインをつくるという途方もないミッションに挑むことなり、この出来事がきっかけとなって、2019年に縁もゆかりもない甲府に会社を移転することになりました。
気づけばもう3年以上もの歳月が過ぎ去り、採用した従業員をはじめ、お取引先や個人的な友人などたくさんのつながりができました。
あれほど親しんでいた東京が、今となっては人の多さに圧倒されて早く帰りたくなり、甲府駅に降り立つと、地元に帰った時のようにほっとした心境になります。
インターネット関連の仕事しかしていなかったと時は、住む場所に制限がなかったため全国各地を転々とし、自由であることが重要だと考えて生きていました。
しかし、「甲府の街をより良い街にするための一部を担っている」という意識の経営者に接したことで、「場所に縛られるからこそ見える景色がある」ということに気が付きました。
これまで自由に生きてきた私からすると、地域に完全に同化して商いをすることがとても新鮮に思えました。
そして、私も地域の方と同じ目線で経営してみたいと考えるようになりました。
最近ではbar FlintやHibana英会話スクールを楽しみにして下さっているお客様も増え、甲府の街の一部を担っている実感もあります。
お客様をはじめ、お取引先の方々に支えられているおかげでこれまで続けることができました。本当にいつもありがとうございます。 今後もより楽しく価値あるサービスをご提供できるよう取り組んでいきます。
株式会社p.c.c. 代表取締役 橋口朋浩